探偵事務所「コフィンロビン」は、事件そのものが彼らの興味をそそるほど魅力的でなければ依頼を受けない。創設者の小坂タスクは、優秀な探偵であり、元犯罪心理学者だ。彼を魅了するのは事件そのものではなく、犯罪そのもの――被害者ではなく、加害者――である。どのような原因と感情の連鎖が、人をそのような罪に駆り立てたのか?彼が求めるのはただその答えだけであり、学者が探偵になったのもそのためだ。……死者は何も語らない。それをよく知っているコマドリは棺桶に向き合い、「誰があなたを殺したのか?」と問いかける。犯罪者の心理と、彼らの犯罪の裏に隠された真実に迫る、手に汗握る探偵スリラー。